

おさらい
まず、ここまでのおさらいをします。
複利の式は、以下の式で表されることを説明しました。
複利の式
$$ A_y = A_0 \times ( 1+r ) ^{y} $$
-
-
参考複利の式を理解しよう!
続きを見る
3つの変数がありますが、それぞれの変数は以下を表します。
複利の式の変数
$$ A_y :y年目の資産額 $$
$$ A_0 :投資元本(初期資産) $$
$$ r :利回り $$
$$ y :年数 $$
そして複利の式で重要なことは、以下のような内容でした。
複利の式で重要なこと
1.最初に投資する元本(A0)が大きいほど、将来資産は大きい
2.利回り(r)が大きいほど、将来資産は大きい
3.年数(y)が長いほど、将来資産は大きい
-
-
参考複利の計算式から見える3つの重要なこと
続きを見る
さらに、複利を活かせる運用方法についても説明しました。
-
-
参考複利で運用する方法
続きを見る
投資を始める前にやってほしいこと
これまで、複利の式とその効果について説明してきましたが、投資をする前にやってほしいことがあります。
それは、「目標を決めること」です。
将来どうなりたいか?
いつ・どうなっていたいか?
を是非考えてほしいです。
1億円目指すとしても、30歳なのか、40歳なのか、50歳なのか、でやることは変わります。
だから「いつ・どうなっていたいか?」を明確にしてほしいです。
実際なれるか分からないのに決めるなんて!
と思われるかもしれません。
その通りですが、現実は「未来は、ほぼあなたが思い描いたとおりになる」ということです。
ここを掘り下げても、怪しい話になるので議論はしません。
まずは漠然と思い描いて、複利の計算シートを使って計算してみましょう!
複利で運用した時の将来資産のイメージを持とう
以下のリンクに、Googleスプレッドシートで作成した「複利の計算シート」のリンクを張りました。
これで計算するとただ「フーン。」で終わってしまうので、自分で作ってみてもいいと思います。
複利の計算シート
使い方は、シートにも書いてある通り赤字の数字を変更するとグラフが描けます。
A0にあなたの初期投資額を入れて、運用利回りrのパーセントと運用年数を入れてみてください。
何年後にいくらになっているかが計算できます。
運用利回りrは、一般的には3~7%と言われています。
若くしてお金持ちになる人は、もっと大きい数字になります。
ちなみに投資で有名なウォーレン・バフェットさんは「複利計算で約20%のリターンを約50年間」に渡って出しています。
仮に同じことができたらどうなるでしょうか?
ウォーレン・バフェットさんの利回りで運用した場合
複利の計算シートで、「ウォーレン・バフェットさんの利回りで運用した場合」どうなるか計算してみました。
100万円が、50年後は91億円!
恐るべし・・・
複利の計算シート
将来の資産目標を決めよう
最後にまとめです。
ポイント
次はこちら