国民年金をなんで払わなくてはいけないの?
そんな疑問をお持ちの方いるのではないでしょうか?
結論を言うと、「国民年金を払うことは国民の義務」なので払ってください、ということなのですが、投資の観点から国民年金はいい投資なのでしょうか?
国民年金を払う?払わないで投資に回す?どちらがいい?
なんて考えてしまう人もいるかもしれません。
今回は、投資の観点から国民年金ってどうなの?という話をしたいと思います。
国民年金を払う?払わないで投資に回す?どちらがいい?
結論を言うと、多くの人にとって「国民年金は払った方がいい」です。
65歳でもらえるお金なので若い時はピンときませんが、65歳になって「約800万円払って78万円もらえる」権利になります。
「約800万円払って78万円もらえる」
利回りで言うと
78万円÷800万円=9.75%
です。
金利が低い現在では、考えられない金利ですが、これを国が保証しています。
若い人にとって65歳というのはまだまだ先ですが、65歳で9.75%の資産を持つというのは不動産投資をやっているのと同じくらいです。
お金の知識があって、9.75%の資産を持てる、または9.75%以上の利回りで運用できるという方は、「国民年金を払わない方が得」です。
(注意:国民年金は義務なので払わないといけませんが、あくまで投資の観点で損得を言っています。)
または65歳まで生きる自信のない方も「国民年金を払わない方が得」です。
国民全員が、お金の知識があって9.75%以上の利回りで運用できるとは限らないので、「国民年金は、多くの人にとっていい投資」と言えると思います。
国民年金は老後の不安を和らげる結構いい投資
先ほども話した通り、国民年金は「65歳以降に手に入る利回り9.75%の資産」です。
65歳以上も生きているであろう健康な方は、国民年金を払うことを薦めます。
学生納付特例があるので、学生の20~26歳の間払っていないという方は、追納した方がよいかと思います。
もし、大学生の子供がいる親御さんは、子供のために払ってあげることを薦めます。
国民年金の損益分岐点は何歳?
自分を例に100歳まで生きる前提に、収支をグラフにしてみました。
20歳から60歳まで、約20万ほど支出になります。
しかし、65歳以降は78万円貰えることになります。
パッと見ただけでも、貰える額が多そうです。
あくまで100歳まで生きればですが・・・
累計の損益を見て、損益分岐点は何歳になるでしょうか?
累計の損益を描くと上のようなグラフになります。
75歳で取り返せるので、今の時代は余裕で元がとれそうです。
頑張って長生きしましょう。
100歳まで生きると2,000万円の利益になります。
年金と資産運用ができていれば、老後は心配ないように思えてきます。
結論:国民年金は払った方がいい、というか義務
結論ですが、長生きする時代に「国民年金は払った方がいい」といいと思います。
そもそも義務なので、国民年金は払ってください。
僕は払いましたよ。
以上です。