今日は、株式投資における「リスク」とは?という話をしたいと思います。
投資に「リスク」があると言われても分からない。
「リスクがある」ってどんなこと?
そんな疑問に答えたいと思います。
リスクがあるってなんやねん
投資を始めるにあたって、出てくる言葉が「リスク」という言葉です。
「リスク」=「危険」と何か怖いというイメージがあるかもしれませんが、実は「リスク」=「チャンス」でもあります。
投資で言うリスクは、「儲けるかもしれないし、損するかもしれない」という意味と理解してもらうのがいいと思います。
企業であっても、証券会社であっても、投資YouTuberであっても、未来について「絶対」はありません。
ある程度の「予想」や「主観」でものを言っているので、「予想」が外れることもあります。
「リスクがありますよー」っていうのは、「我々の予想は外れるかもしれませんよー」ってことなんですね。
モノを買って「期待外れだった」ってこともありますが、投資でももちろんあります。
逆に「案外よかった」ってこともあります。
投資をやるうえで、「いいかもしれないし、悪いかもしれない」ということは覚悟のうえでやるというのは「常識」であります。
「絶対儲かる」なんてないんですね。
株価の短期的な動きを予想するのは難しい
株価のグラフで、ジグザグした図がありますが、次どうなるかは正直よく分かりません。
まぁ、長くやっていると「なんとなく」分かってくるものかもしれませんが・・・
短期的に、上がるか下がるかは結構理解するのは個人的には難しいと思います。
一方、長い目で見て企業の業績で良さそうと見るのは、短期的な上下を予想するより簡単です。
株は企業の業績におおむね連動すると考えると、長期的に利益が出ていれば、株価が上がることは予想できます。
というのも、企業は「利益を追求する」ものであるという前提があるからです。
「利益」が出ていれば、おのずとその企業の株価は上がります。
もしある一つの企業に投資するのであれば、事業にどんな良さがあるのか?、どんなユーザーに喜ばれているのか?を見ておくことが大事なのだと思います。
「よく分からないけどやってみる」は「危険」でもあり「大事」なこと
短期目線でも長期目線でも投資をやるうえで、危険なのが「よく分からない」けどやってみる、という行為だと自分は思います。
これだけ「未来は分からない」と言っておきながら、矛盾しているかもしれませんが、「きっとこの企業は将来良くなる!」という自信がないと個別銘柄の株式投資はやらない方がいいかもしれません。
人に言われて、調べもぜずに投資するのは「最も危険」です。
「投資で失敗した」「投資でだまされた」というのは、「よく分からないけど頼まれた」・「よく分からないけど買ってみた」というケースです。
「未来は分からない」けど、この会社がやっていることは「将来良くなる・人気が出る」という考えであれば、「いい投資」になると思います。
目先の儲けが大事に思えてきますが、大きな考えなほど大きな利益が手に入ると僕は思います。
補足コメント
ちなみに、ウォーレン・バフェットさんは、「多くの人には米国のインデックス投資がいいよ」と言っています。
あんまり投資の勉強に時間を掛けたくない、って人は「米国のインデックス投資」がいいかもしれませんね。
これも、企業は「利益を追求する」ものであるという前提があるからです。
資本主義社会の本場でもある米国は、「利益を追求する」パワーが強いとも言えると思います。
「自信がある」と言えるくらい理解していれば、リスクは小さい
自信をもって「この投資は大丈夫」と自分で言えるというのは、やってみると分かると思いますが、結構「簡単ではありません」。
「大丈夫」と言えるだけ調べたり、考えたり、経験だったりするので、そういう意味で「簡単ではない」かもしれません。
「自信がある」と言えるくらい理解できていれば、リスクは小さいと僕は思います。
リスクは将来予想にかかわるので、自分でちゃんと予想ができて正しければ、リスクは小さくできます。
投資で儲けたという人は、「正しく将来予想ができた人」なのです。
最初の第一歩を踏み出すことは、どうしても「よく分からないけど」となってしまい失敗しがちではあります。
もしこれから投資を始めるという人は、投資のリスクは「危険」でもあり「チャンス」でもあるということを肝に銘じてほしいです。
失敗を糧にできるかは投資をやる人次第ですが、投資にチャレンジすることは人生を楽しくする方法の1つだと僕は思います。
今日は以上です。
まとめ
ポイント
株式投資における「リスク」とは?
- 投資のリスクは「危険」でもあり「チャンス」でもある
- 人に言われて、調べもぜずに投資するのは「最も危険」
- 「自信がある」と言えるくらい理解できていれば、リスクは小さい